2024年3月13日(水)のFX-Review

本日の経済指標、通貨ペア、商品、株式指数など金融市場に関する包括的な分析レポートです。

このレポートは、DXY、USD/JPY、XAU/USD、EUR/USD、GBP/USD、USTEC、USOIL、BTC/USDなどについて詳細なテクニカル分析を提供し、これらの金融商品に影響を与える市場状況、パフォーマンス指標、経済イベントについての洞察を共有します。

強気	中立	弱気
🟢	▲	❌

強弱気配値

DXY（米ドル指数）

気配
🟢

DXYは、ボラティリティが高いセッションでCPI発表後に上昇し、取引終了にかけて調整されました。

DXYは下降チャネルの下辺から反発し、上昇基調に転じる可能性を示しています。

CPIインフレ率は前年比3.2%（予想および前回3.1%）、コアCPIは前年比3.8%（予想3.7%、前回3.9%）となり、予想を若干上回りました。

気配
❌

USD/JPYは、147.65付近のレジスタンスレベルを再テストした後、下降して終了しました。

市場は約4.1%の賃金上昇を予想しており、インフレを抑えるための中央銀行による来週の利上げ議論を後押しする可能性があります。

数値が3.8%以下であれば、中央銀行は次回会合まで利上げを延期する可能性があります。

気配
▲

金は、予想を若干上回ったCPI発表後に下落したものの、取引終了にかけて反発しました。

金は$2,150のサポートゾーンに近づいています。このレベルを下回ると、次のサポートである$2,090への下落が深まる可能性があります。

気配
▲

ECBは流動性を維持するため、同行の最低準備率レベルを1%とする方向に傾いています。

EUR/USDは、弱気の調整が予想されます。

EMAの間の距離が狭まり、価値動きのモメンタムの弱まりが予想され、レンジ相場になる可能性があります。

気配
▲

近年のイギリス国債の入札には幅広い需要が見られ、10年債が3.61倍となり、2020年4月以来の最高倍率となりました。

GBP/USDは、サポートを下回った後に反発しました。

2つのEMAの間で取引されており、短期的には幅広い上昇基調の中で調整が見られる可能性があります。

気配
▲

インフレデータの発表と混在した状況により、指数は下落幅を取り戻し、FRBの利下げに対する市場の確信が強まりました。

USTECは$18,020のサポートレベルから反発し、両方のEMAの上で終了しました。

同指数は、$17,820〜$18,400のレンジにあります。

気配
❌

OPECによると、OPECの減産にもかかわらず、リビアとナイジェリアの生産量が減少し、2月の生産量は1日当たり20.3万バレルから2,657万バレルに上昇しました。

USOILは、$78.50のレジスタンスに近づいていますが、$77.00〜$78.35付近を保っています。

価格は弱気の構造を保っています。

気配
▲

IBIT（ブラックロックの現物ETF）は、約200,000BTCを保有しており、マイクロストラテジー（保有量約193,000BTC）を超えています。

BTC/USDは$72,900付近の歴史的最高値を付けたものの、プルバックを作り$68,500をテストし、EMA21および$70,000台を取り戻し、トレンドを維持しています。

このレポートは、投資アドバイスとしてではなく、情報提供の目的で作成しております。

CFDなどの複雑な金融商品を取引する際には、リスクがあるのでご注意ください。