2024年3月7日(木)のFX-Review

FX-Review

本日の経済指標、通貨ペア、商品、株式指数など金融市場に関する包括的な分析レポートです。

このレポートは、DXY、USD/JPY、XAU/USD、EUR/USD、GBP/USD、USTEC、USOIL、BTC/USDなどについて詳細なテクニカル分析を提供し、これらの金融商品に影響を与える市場状況、パフォーマンス指標、経済イベントについての洞察を共有します。

強気中立弱気
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強弱気配値

DXY(米ドル指数)

長期短期
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ADP雇用統計が予想を下回った影響で103.20近辺に落ち込むが、パウエル議長が下院での証言後、インフレとの戦いにおける勝利を確信するまで利下げに踏み切る必要があることを繰り返した後、103.37へと回復しました。

103.50の上昇チャンネルのサポートを下回り、EMAが弱気のモメンタムを示しています。

RSIは売られ過ぎ領域にあり、反発の可能性があります。

103.50を超えれば105.00が次のレジスタンスとなります。

USD/JPY(ドル円)

長期短期

日本の賃金上昇率が2%(予想1.2%、前回0.8%)へと上昇し、6月以来の最速の上昇となりました。

一方、実質賃金は0.6%下落し、1年で最も低い原則スピードを記録しています。

149.85〜149.30の重要なレベルを下回り、下降基調となっています。

現在、両方のEMAの下で取引されており、148.80付近のサポートレベルを再テストする可能性があります。

XAU/USD(ゴールド)

長期短期
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ADP雇用統計が予想を下回ったことにより、$2,150を超え、歴史的最高値を更新しました。

その後、パウエル議長が利下げ前に確信が必要であることを繰り返した後、価格は一時的に下落したが、その後反発しています。

$2,140上のサポートからレジスタンスへの転換が見られ、$2,200へのさらなる上昇が可能があります。

EUR/USD(ユーロドル)

長期短期
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ドイツの1月の貿易収支が予想を上回っています。

しかし、現在の経済データと労働者によるストライキが、強固なインフレ圧力を示しています。

横ばいのレンジを突破し、$1.0900レベル付近で停滞しました。

EMA21はEMA78との距離を縮めており、強い上昇基調が見られます。

GBP/USD(ポンドドル)

長期短期
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イギリス政府は予算をうまく切り詰め、社会保障税の2%減税を実現したが、ポンドには影響しませんでした。

この展開は、インフレ懸念を含め、BoEの利率判断に影響を与える可能性があります。

上昇チャンネルをまだ突破しておらず、下方向への調整の可能性があります。

上昇レジスタンスを明確に突破すれば、GBPUSDは$1.2780〜$1.2826のレンジへ移行する可能性があります。

USTEC(ナスダック100)

長期短期
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パウエル議長の議会証言が緩和政策への期待に沿ったものとなり、主要指数の回復を牽引し、ハイテクセクターが上昇をけん引しました。

サポートから反発し、EMA21と$18,020付近のレジスタンスを再テストしたが、この両EMAの下で取引を終えました。

$18,020のレジスタンスを超えて保持できれば、$18,340付近の歴史的最高値を再テストする可能性があります。

USOIL(WTI原油)

長期短期

夏季の動向に向けた需要の高まりにより、2024年の価格近辺で反発しました。

スイング価格を超え、$80.00のレジスタンスを再テストした後、$78.50に落ち込み、横ばいの価格動きが続いています。

BTC/USD(ビットコイン)

長期短期

投資家による押し目買いが後押しとなり、BTC価格は反発し、現在は$66,000をわずかに下回る水準で取引されています。

10件の新しいBTC ETFからの6.48億ドルという膨大な資金流入が記録され、これは発売以来の最も劇的な純資金流入量となっています。

IBITでは日毎の資金流入量が更新され、7.83億ドルに達し、ファンドには12,600を超えるBTCが調達されています。

BTC/USDは大幅に回復し、$65,000を超える水準まで価格を戻しました。

現在のところ、新たに大きなスイングが形成されるまで、$65,000〜$70,000のレンジでの横ばいの動きが示唆されています。

$65,000を超えて反発できれば、史上最高値と$70,000のレベルを再テストする可能性があります。

$65,000を超えて閉場しなければ、$60,000へと価格が調整する可能性があります。

注意事項

このレポートは、投資アドバイスとしてではなく、情報提供の目的で作成しております。

CFDなどの複雑な金融商品を取引する際には、リスクがあるのでご注意ください。

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