2024年4月10日(水)のFX-Review

FX-Review

本日の経済指標、通貨ペア、商品、株式指数など金融市場に関する包括的な分析レポートです。

このレポートは、DXY、USD/JPY、XAU/USD、EUR/USD、GBP/USD、USTEC、USOIL、BTC/USDなどについて詳細なテクニカル分析を提供し、これらの金融商品に影響を与える市場状況、パフォーマンス指標、経済イベントについての洞察を共有します。

強気中立弱気
🟢
強弱気配値

DXY(米ドル指数)

気配

DXYは、最近のインフレ圧力の予測が示される中、注目されるCPIの発表をトレーダーが待つ中で、レンジ内で取引されています。

DXYは両EMAを下回り、104.00の節目付近で持ち合っています。

総合CPIは前月比で0.3%上昇し、前年比では3.2%から3.4%になると予想されています。

同様に、食料とエネルギーを除くコアCPIも前月比で0.3%上昇すると予想されています。

USD/JPY(ドル円)

気配

円は弱含んでおり、152の介入レベルをテストしています。

取引範囲は上昇しており、152付近に近づいており、財務省による介入が始まると思われます。

USD/JPYは、150.75〜151.95のレンジで横ばいに動いています。

価格はスイング基準値を上回っており、上向きのブレイクアウトが予想されます。

XAU/USD(ゴールド)

気配

Goldは、FRBの今後の動向のヒントを得ようと、投資家がCPIに注目しており、上昇基調を維持しています。

中国をはじめとする中央銀行による強い買い趋勢と地政学的緊張の高まりが、ゴールドの強気センチメントを強化しています。

XAU/USDは$2,350のレジスタンスレベルを上回り、前回の高値を更新しました。

EUR/USD(ユーロドル)

気配

ユーロは、次回のECB会合の結果を待つ中、狭いレンジを保っています。

EUR/USDは両EMAの上を保っており、EMAの差が開く中、強気のモメンタムを維持しています。

ECBの2024年第4四半期の銀行貸し出し調査結果からは、住宅ローンのモメンタムの改善と第2四半期には安定が予想される需要が示されました。

GBP/USD(ポンドドル)

気配

市場は、今回の発表のCPIの発表を待っています。

GBP/USDは下降トレンドラインを上回り、現在両EMAと重なる$1.2650のサポートゾーンをテストしています。

3月のイギリスBRC小売売上高調査は前年比で3.2%増加し、2023年10月以来の最高値となりました。

購買力の回復に明るい兆しが見られます。

USTEC(ナスダック100)

気配

インデックスは、インテルとGoogleの新しいAIチップおよびテスラのロボタクシー技術の進展のニュースにより、取引時間終了間際に反発しており、投資家はFRBの判断を決定的とするCPIデータの発表に備えています。

市場の焦点は現在、CPIの発表に移っており、経済指標が堅調でFRBが慎重なアプローチを取ればUSTECにはボラティリティが発生する可能性があります。

USOIL(WTI原油)

気配

中東の緊張とOPEC+の減産が下落幅を抑えているものの、原油在庫の増加が原油価格にプレッシャーをかけています。

投資家は、OPECとIEAのレポートを待ち、さらなる洞察を得ることになり、APIデータはクッシング在庫の微増およびガソリン供給の減少を示しています。

USOILでは三尊天井が形成され、ネックラインは$84.40付近となっています。

BTC/USD(ビットコイン)

気配

Glassnodeのデータによると、ビットコイン価格が史上最低値を付けた後の投資家による利確の動きにより、RHODL比率は6ヶ月以上のホルダーからの供給量が72%から47%に下落しています。

同時に、短期トレーダーのポジションが26%から52%へと大幅に増加しています。

BTC/USDは大きく下げており、上昇チャネルを下回りました。

価格は現在、両EMAの間で横ばいの推移に戻っています。

注意事項

このレポートは、投資アドバイスとしてではなく、情報提供の目的で作成しております。

CFDなどの複雑な金融商品を取引する際には、リスクがあるのでご注意ください。

タイトルとURLをコピーしました