2024年5月16日(木)のFX-Review

FX-Review

本日の経済指標、通貨ペア、商品、株式指数など金融市場に関する包括的な分析レポートです。

このレポートは、DXY、USD/JPY、XAU/USD、EUR/USD、GBP/USD、USTEC、USOIL、BTC/USDなどについて詳細なテクニカル分析を提供し、これらの金融商品に影響を与える市場状況、パフォーマンス指標、経済イベントについての洞察を共有します。

強気中立弱気
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強弱気配値

DXY(米ドル指数)

気配

DXYは、4月のインフレ統計と小売売上の弱さを受け、下落しています。

DXYは下落幅を拡大し、EMAの幅が広がっていることから弱気モメンタムの強まりが見られます。

CPIは予想通りの結果となり、DXYは104.50のレジスタンスの下を保てば104.00へとさらに下落する可能性があります。

逆に、104.50を上抜ければ105.00へと反発する可能性があります。

USD/JPY(ドル円)

気配

USD/JPYは、CPIインフレ統計がドルに売り圧をもたらす中で若干の円安傾向が見られました。

日本のGDPが予想よりも悪化し、円安が続くと見られます。

USD/JPYは上昇幅を戻し、153.80のサポートに近づいています。

153.80円のサポートゾーンを反発できれば、156.50円へと反発する可能性があります。

逆に、153.80円のサポートを下抜ければ151.80円への下落が視野に入ります。

XAU/USD(ゴールド)

気配
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XAU/USDは、CPIと小売売上のデータを受けて上昇しました。

現在、上昇チャネル内で堅調な上昇トレンドを示しています。

2400ドルのレジスタンスを抜ければ、2450ドルへと向けた上昇モメンタムが得られる可能性があります。

逆に、EMA21とチャネルの下辺を割り込むと、2300ドルへの下落につながる可能性があります。

EUR/USD(ユーロドル)

気配
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EUR/USDは、インフレ統計が予想以上に緩和したことを受けて上昇しました。

現在、1.0890ドルに急騰し、短期間での最安値を付けました。

1.0900ドルのレジスタンスを上抜ければ、1.0980ドルへと向けた上昇モメンタムが得られる可能性があります。

逆に、1.0835ドルのサポートを下抜けると、1.0790ドルへの下落につながる可能性があります。

GBP/USD(ポンドドル)

気配
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GBP/USDは、イギリスでデータ発表がなく、米国取引時間のポンドには動きがありませんでしたが、米国取引時間で上昇しました。

現在、上昇チャネルの上辺を上抜け、1.2690ドルに到達しています。

1.2765ドルのレジスタンスを上抜ければ、1.2890ドルへと向けた楽観的なモメンタムが得られる可能性があります。

逆に、1.2600ドルのサポートを下抜けると、1.2525ドルへの下落が視野に入ります。

USTEC(ナスダック100)

気配
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USTECは、インフレ懸念が緩和したことを受け、史上最高値を更新しました。

現在、18450ドルを超えた後、最安値を更新しています。

18450ドル上で強気モメンタムを保てば、18750ドルのレジスタンスおよびフィボナッチエクステンション78.6%ラインへと向かう可能性があります。

逆に、18450ドルのサポートを下抜ければ、さらに18120ドルへと深く調整する可能性があります。

USOIL(WTI原油)

気配

原油価格はボラティリティの中で上下動しています。

IEAの報告書によると、今年の原油消費が1ヶ月前の予測より少ないとのことです。

78.62ドルのサポートに接近しています。

80.40ドルのレジスタンスを超えると、82.60ドルへ向けて上昇する可能性があります。

逆に、78.62ドルのサポートを下抜けると、75.50ドルへの下落が視野に入ります。

BTC/USD(ビットコイン)

気配
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ビットコイン投資家は、3月1日以来最大となる23,980ビットコインを出庫しており、現物ビットコインETFへの投資も大幅に増加しています。

緩和するインフレ懸念がリスク資産選好を強めており、ビットコインは実りある投資先と見られています。

BTC/USDは、下落レジスタンスラインおよび直近のスイング高値を上抜けました。

下値も切り上げており、上昇相場の構造が見られます。

$68,000にある下落チャネルの上辺を上抜ければ、史上最高値へと向けて上昇する可能性があります。

ただし、ブレイクアウトラインへと再反落する可能性もあります。

この見通しに基づき、ビットコインは投資先として非常に魅力的であり、上昇トレンドが継続することが予測されます。

注意事項

このレポートは、投資アドバイスとしてではなく、情報提供の目的で作成しております。

CFDなどの複雑な金融商品を取引する際には、リスクがあるのでご注意ください。

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