FX(エフエックス)って色々な所で見聞きするけど、実際はよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
FXについて学ぼうとすると難しい用語が出てきそうで、ハードルも高いですよね。
しかし、実際FXはそんなに難しいものではありません。
そこで今回は、そんな初心者の方々に向けて、FX入門記事を書いていきたいと思います。
FXとは?
FXはForeign Exchangeの略で、日本語では外国為替保証金取引と言います。
つまり、国のお金同士を交換する取引のことで、皆さんも外国旅行に行く時に日本円をドルなど現地通貨に交換しますよね。
イメージとしては、あれとFXは同じ事です。
為替レートによって差額を得る
「円安」や「円高」という言葉はニュースでよく出てきますよね。
1ドルが120円だったものが、1ドル130円になると1ドルに対しての円の価値が下がったことになるので、円安になります。
この反対が円高ですね。
このように、通貨同士を交換する為替レートというのは日々変動しています。
この差額を利用して、安い時に買って高い時に売ったりして利益を得るのが、FX取引となります。
FXのメリット
レバレッジ
FX(エフエックス)の大きな特徴の一つに、レバレッジがあります。
これは口座に預けた資産の何倍もの取引が出来る仕組みのことで、少額でも大きな取引が出来るということから、個人投資家に人気となっています。
24時間取引可能
FXは平日であれば24時間いつでも取引を行うことができます。
普通の株式市場であれば取引出来る時間は限られていますから、これはFXの大きなメリットですよね。
スワップポイント
基本的にFXは短期間取引が主ですが、金利のような”スワップポイント”という仕組みもあります。
なので長期の運用でもメリットが出てくるという事ですね。
トルコリラであれば高金利の通貨なので毎日のようにスワップポイントをもらえたりしますが、こういった高金利通貨は逆にスワップポイントが支払いに転じてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
FXのデメリット
レバレッジ
反対に、口座にあるお金よりも大きな取引が出来るということは、より大きな損失が出る可能性もあります。
このため、FX取引を行う際はレバレッジを高くしすぎずに、低いレバレッジで、かつ余剰資金で投資を行うようにしましょう。
ロスカット
FXのデメリットの一つに、ロスカット(自動決済)があります。
これは一定以上の損失が発生した場合に投資家の保護を目的として自動で決済が行われる制度です。
損失が拡大することを防いでくれるので、メリットともいえる制度ではありますが、場合によっては保証金だけでなく追加で資金を払うようなケースも出てくるので、注意が必要です。
こういった事態を避けるためにも、保証金の金額を上げるかレバレッジを低くするという対応方法があります。
初心者のうちは、気をつけましょう。
実際にFX取引する方法
それでは、実際にFX取引をする方法を見ていきましょう。
まずは、FX会社の選定から始めます。
それぞれの会社によって取引ツールの使いやすさや、画面の見やすさ、スプレッドやスワップポイントなどに違いがあります。
FX会社を決めたら、口座開設を申し込みます。
本人確認書類の提出など、手続きを踏んだら審査が行われ、口座開設となります。
口座開設が出来たら、口座に資金を入金します。
初心者のうちは少額の余剰資金から初めて、経験を積んでいくのがおすすめです。
それぞれのFX会社に、実際の画面を交えた取引手順などが紹介されているので、それらをよく見ながらFX取引を初めていきましょう。
まとめ|FXは怖いものではない
いかがでしたでしょうか。
今回はFXの取引についての基本的内容や基礎事項を初心者の方々に向けて、FX入門記事としてご紹介しました。
きちんと理解すれば、FXというのは怖いものではないということがわかったと思います。
是非自己責任の範囲で、FXを楽しんでみてくださいね。